前のバンドのアンコール曲がちょうど終わったところだった。
会場は女の子達の拍手で湧きかえっていた。
これは俺のデビューを飾るドラマティックな瞬間だと確信した。
友人達の驚きの視線を確認しながら、俺は自信たっぷりにステージにあがりセッティングを始めた。
「ケンタはモノマネでもするつもりか?」とくすくすと笑ったものがいた。
観客も笑った。
彼らは、他のメンバーはまだしも、俺だけはギターを弾けないと信じていた。
「ケンタは本当にギターが弾けるの? 」
同じクラスの女の子が友達の田中に向かって言っているのが聞こえた。
田中は「かけてもいいが、あいつは弾けないよ」と叫んだ。
「あいつがギターを弾けるなんて聞いたことがないよ・・・・でも、見てみろよ。
恰好はさまになっているじゃん」
俺は、嘲笑の中、アンプとエフェクターのセッティングが終わると、ベースとドラムと、ヴォーカルに目を合わせた。
メンバーも全員、セッティングは終わっていた。
俺がピックを握りなおし、観客の方を振り向くと、「あれはいったい何の真似だ?」という声が聞こえた。
「面白いじゃないか!」という声もあがり、観客一同、笑いの渦に巻き込まれた。
これを聞いて、バンドのメンバーもニヤニヤしている。
もちろん、メンバーの笑いは観客とは意味が違っていた。知っていたからだ。
俺も、「面白いじゃないか」とつぶやいた。
ドラムのカウントが入る
カッ、カッ、カッ、カッ、
最初の曲は、俺の高速ギターリフから始まる。観客は水を打ったように静まり返った。
いや、実際は自分達が出す音があまりに大きいので、そう思えただけだ。ただ、さっきまでの笑いは魔法のように彼らの口から消え去った。
ステージから少し離れて眺めていた観客達も、一人、また一人と、最前列まで寄ってきた。
その中には、同じクラスで俺が好きな女の子の姿もあった。
それを確認した後、俺はギターを弾き続け、時間も、場所も観客の存在を忘れていた。
自分の音に集中し、ドラムとベースとボーカルとの音の融合に酔っていた。
一曲目が終わり、ふと我に返ると、会場は熱狂の渦に包まれていた。

拍手と歓声の嵐で会場部屋が湧きかえっていた。
ボーカルは、今何を喋っても聞こえないと判断したのか、ドラムに視線を送って合図をした。
2曲目のカウントが始める・・・・
ライブが終わった後、俺は興奮した観客に囲まれていた。
友人がどれほど興奮していたか!
ある男性は俺と握手をし、熱狂的になって俺の背中をたたいた。誰もが喜びの声をあげ、次々に質問してきた・・・。
「ケンタ!なぜギター弾けるって今まで教えてくれなかったの?」
「どこで習ったの?」
「どのくらい習っていたの?」
「先生は誰?」
「俺は半年ぐらい自宅で練習しただけだよ」 「それに、ちょっと前までは、全く弾けなかったんだ」
俺は正直にそう答えた
「冗談だろ」と自分もギタリストである大橋は笑った。 「お前は何年も練習してだんだろ。しかもどこかで習っていた。そうだろ」
「実はギターを買ったのはずいぶん前なんだけど、その時は弾けなくてあきらめちゃってさ。
でも、このライブのために、もう一度自宅で練習を始めたんだ。
で、お前らを驚かそうと思って内緒にしてきたんだ」
と、すべてを話した。
「一度挫折したのに、どうやったらそんなに上手くなるんだ?」
また一人が聞いた。 そこにいる全員も、その秘密を知りたくて仕方がないようだ。
「うん、ギターを買ってばかりの時は、沢山の教則本を買ったり、好きだったギタリストの コピーをしたんだけど、苦しいだけで、全く上手くならなかったんだ。それで、その時は挫折しちゃったんだ」
これも本当のことだ。
そして、「ブラストミュージックスクール」のギター教材を取り寄せたことを明かした。
「半年ぐらい前かな、ブラストミュージックスクールというギターの通信講座の 広告を見たんだ。
そこには、「超簡単な曲で一曲弾き通せる」と書いてあった。
今まで、通して弾ける曲なんて一曲も無かったから、もしそれが本当ならと思って、 とても興奮したよ。
プロに質問できるメールサポートもついているのに、ギタースクールなどに
通うよりも、遙かに安かったから、すぐに注文してみたんだ。
それが、楽しくて楽しくてさ。本当に、簡単な曲だったんだ。 」
「自分が演奏している姿を、携帯でムービーにして、メールサポートに送ると、俺だけのためにアドバイスをしてくれるんだ。
で、俺は、確か半月ほどで課題曲を弾けるようになったのかな。
もちろん、それだけでここまで上手くなった訳じゃないよ。
ロックギターの基本的なテクニックが身についただけだったけど、最初としては充分だった。」
「というと?」
「つまり、一曲まるまる弾けるようになったことと、基礎テクニックが身についたことで
自分が好きなギタリストのコピーができるようになったんだ。
ここからも、楽しかった。憧れのギタリストのフレーズを自分で弾けるんだからね。楽しくて、毎日毎日弾いていたよ。
そしたら、いつの間にか上手くなっていたんだ。その結果が、今日のステージって訳だ」
みんなうなずきながら、真剣に聞いていた。
今日帰ったらこっそり始めようと企んでいる顔をしている人もいる。
「つまり、上手くなるきっかけは、そのブラストミュージックスクールの教材を 練習したってことか」
「そうだね。 今でも、一曲通して弾けたときの、全身が震えるような感動は忘れていないよ」

このバンドで、簡単に弾ける曲知らない?
ギターの初心者にありがちな質問です。
まず、知って頂きたいのですが、世の中に簡単な曲というのはあり得ません。
あなたが簡単なだと思っている曲も、作曲し演奏している本人達からすれば 初心者にも弾けるようにわざわざ簡単にしたというものではありません。
彼らにとっては、カッコイイ曲を作ろうとしただけで、それがたまたま初心者でも弾ける ようになっただけのことです。
かなり昔の曲ですが、ロックギターの初心者の定番といえば、 ディープパープルの、スモーク・オン・ザ・ウォーターでした。
今でもテレビなどでよく流れるので、聴けばきっとわかると思います。
そのスモーク・オン・ザ・ウォーターのギターリフはカッコイイのに非常にシンプルであるため、初心者が こぞってコピーしました。
しかし、ディープパープルのギタリスト「リッチーブラックモア」といえば、イングヴェイをはじめ、 後のギタリストに多大な影響を与えたスーパーギタリストです。
当然、スモーク・オン・ザ・ウォーターも、リフはまだしもソロ部分はある程度の難易度がある曲です。
早弾きとまではいかないまでも、16部音符のオルタネイトピッキングがあったり、チョーキングビブラートなど、 感情表現が求められる構成です。
大きな声を出せる人は小さな声も出せます。
走ることができる人は歩くこともできます。
同じように、速弾きができるギタリストは、ゆっくりと弾くこともできます。
このように、一部が簡単に見えても、一曲として弾くとなると、実はかなり難しいということが 少なくありません。
これを理解せずに、「なんとなく簡単そうだから」と、最初から好きなバンドをコピーしようとすると、 実は難しいことに気づき、結局、一曲通して弾けるようならず、飽きてしまいます。
これが、コピーから練習すると挫折しやすい理由です。

ロックギターは他の楽器に合わせてこそ、本当に楽しさを味わえます。
しかし、難しいバンドのコピーから始めると、一曲通して弾けないので、ギターの楽しさがわからないまま挫折してしまいます。
そこで、当ミュージックスクールでは、一曲まるまる簡単で、初心者でも最後まで弾き通せる曲を用意しました。
もしあなたが、まだ他の楽器と合わせるということを知らないのならば、このプログラムを練習すれば、体が震えるほど、感動するはずです。

このプログラムは、ダウンロード販売ですので、今すぐ練習を開始できます
【テキスト】
PDFファイル A4サイズ26ページ
【音源】
エクササイズフレーズ×19
課題曲×1
課題曲カラオケ×1
これは初心者が効率よく練習することを目的に作られた総合練習曲です
初めてギターを覚える人でも弾ける、ギリギリの難易度に設定していますので、このプログラムを終了すれば、誰でも弾けるようになっています。
練習曲サンプル

- 単純な練習をひたすら繰り返すものではありません
教材内では、多少弾けなくても、どんどん先に進むことを指示しています。
つまずいても先に進むことで、さらなるギターの楽しさがわかるようになっています。
- 膨大な練習時間が必要なものではありません
毎日きちんと練習すれば、早い人で1週間、遅くても1ヶ月程度で、楽々クリアできる内容です。
本当に簡単に弾ける曲で、ロックギターの基礎を学ぶことができます。
- 素人のギタリストが作ったものではありません
音楽雑誌や多数のギター教則本を執筆しているプロのライターが書き下ろした初心者ギタリスト上達プログラムです。
- 理論を教えるものではありません
理論についての解説は、ほとんどありません。
ギターを続けていれば、理論もいつかは必要になるかもしれませんが、
まずはバンドに合わせることで、楽しくギターを弾くことが大切だからです
- バンドに合わせて、一曲通して弾けるようになります。
18のエクササイズフレーズと、最後の練習曲は、プロのお手本とカラオケ用の音源を用意しています。
ラムとベースとギターとキーボードに合わせてギターを弾くと、突き抜けるような感動を覚えるはずです。
- あなたの好きな時間に、あなたのペースで練習できます
練習時間についての指導はしていませんが、理想は1日1時間程度です。しかし、それが無理なら、好きな時間に、好きなだけ練習して下さい。
もちろん、自宅でできることです。
- あらゆるロックギターに応用できる基礎基本テクニックが身につきます
このプログラムでは、ストローク、パワーコード、ブリッジミュート、ハンマリング、プリング、ブラッシング、ミュート、チョーキング、 グリス、ゴーストノートを紹介しています。
もちろん、ギターのテクニックはこれだけではありませんが、基礎的なテクニックは十分に身に付きます。
あなたが取り組む課題曲も、これらの基礎テクニックを効率的に身につけるためにつくられています。
ハードロック、パンク、J-POP、メタル、ヴィジュアル系、などなど、どんなジャンルのギターにも必須のテクニックです。

講師:竹内一弘
作曲、アレンジを手掛ける、現役ミュージシャン。
音楽ライターとしても第一線で活動し、採譜、楽曲分析、音楽理論や奏法の解説など音楽雑誌(月間GIGSなど)への執筆活動や、作曲、ギターにかかわる教則本の執筆も行っている。
12才からクラシック・ギターを始めるも、その後、幸か不幸かROCKに目覚めてしまう。
ハード・ロックから次第にフュージョン、AOR、ブラック・ミュージック、ジャズと様々な音楽を吸収しながら現在に到る。
【主な活動】
- 1.一般依頼者、音楽出版社、楽器メーカー等の依頼による作曲、アレンジ、音源製作
- 2.リットーミュージック、シンコーミュージック、ヤマハなどの音楽出版社が発行する音楽雑誌への執筆
- 3.音楽出版社が発行するバンドスコアなどの採譜
- 4.音楽教則本の執筆
- 5.携帯コンテンツへの執筆
- 6.国内外ミュージシャンへのインタビュー
【主な著書】
- 一問一答! ギター・ゼミナール アコギ編
- 一問一答! ギター・ゼミナール エレキ編
- つくれる!!ギター・ソロ
- つくれる!!ギター・リフ
- いきなり!Blues/Jazz/Funkギター
- 他多数・・・

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ギターのテクニック、効果的な練習法、機材の揃え方、ギター購入のポイントなどなど、ギターについての 疑問を、メールで送って下さい。
あなたの演奏を携帯動画で送っても構いません。
その動画や画像を講師が見て、あなただけにアドバイスをします。
講師に質問をすることで、正確な知識と技術をみにつけることができます。
(返信まで最大3日程度かかる場合があります)


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